一般社団法人宮崎県幼稚園連合会
MIYAZAKI KINDERGARTEN FEDERATION

〒880-0867 宮崎市瀬頭2丁目5-2
スカイライト301
TEL.0985-29-5288

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幼児教育とは

幼稚園・認定こども園における幼児教育とは

幼稚園は子どもが初めて出会う学校です。

「遊び」は重要な学習です

 幼稚園・認定こども園は、遊びを大切にした教育を行っています。この時期に思い切り遊ぶことで、その後の学びや創造性が豊かになるといわれています。

 このため、幼稚園・認定こども園では、小学校以降の教育と異なり、教科書を使わず、「遊び」中心の活動を行っています。これらの「遊び」は、「国語」や「算数」などと同じように子どもの将来にとって重要な学習なのです。

小学校以降の学習の基盤は幼児教育で培われます

 幼稚園・認定こども園の「遊び」と小学校の「国語」や「算数」などは、一見何のつながりもないように見えるかもしれません。しかし、子どもは、幼稚園・認定こども園で様々な遊びを通して、うまく人とかかわれるようになったり、言葉が豊かになったり、自然の美しさや不思議さなどに気付いたりすることで、小学校以降の学習の基盤をつくっているのです。

道徳性の芽生えを培う

 幼稚園・認定こども園の幼児教育は高校の段階までを見通して、良いことや悪いことの区別、他者への思いやりや社会的ルールを育てるなど心の教育が充実しています。一人一人の子どもをよく理解し、子どもが自ら気付き、考えることを大切にしながら、集団生活を通して道徳性の芽生えを培うように高度な専門性を持った教職員が日頃より綿密な計画を立て指導をしています。

幼稚園・認定こども園の多様性

 幼稚園・認定こども園にはいろいろなカタチがあります。

小学校以降の教育の基礎をつくるための幼児期の教育を行う学校

幼稚園
3〜5歳

利用時間
昼過ぎ頃までの教育時間の他に、園により教育時間前後や園の休業中の教育活動(預かり保育)などを実施。
利用できる保護者
制限なし。

私学助成の幼稚園

幼児教育施設であり、預り保育など夕方まで利用もできます。毎月定額の保育料で、年2回(もしくは1回)の「就園奨励費補助金」によって利用者の負担軽減が図れています。

施設型給付の幼稚園1号認定

幼児教育施設であり、預り保育など夕方まで利用もできます。保育料については各市町村によって基本額が定められ、利用者の所得に応じて毎月の保育料の中で軽減されます。

教育と保育を一体的に行う施設

認定こども園
0〜5歳

幼稚園と保育所の機能や特徴を併せ持ち、地域の子育て支援も行う施設です。

幼保連携型認定こども園
幼稚園型認定こども園
1号認定2号認定3号認定

幼児教育機能と保育機能を併せ持つ施設です。幼児教育を行う学校としてだけでなく、3歳未満のお子さんも利用できる施設もあり、夕方まで保育を受けることができる施設です。 保育料については各市町村によって基本額が定められ、利用者の所得に応じて毎月の保育料の中で軽減されます。

施設型給付の幼稚園・認定こども園の利用に当たっての3つの認定区分

3つの認定区分

1号認定教育標準時間認定
  • お子さんが満3歳以上で、教育を希望される場合。
  • 利用先幼稚園・認定こども園
2号認定満3歳以上・保育認定
  • お子さんが満3歳以上で、「保育の必要な事由」(勤労等)に該当し、認定こども園等での保育を希望される場合
  • 利用先認定こども園
3号認定満3歳未満・保育認定
  • お子さんが満3歳未満で、「保育の必要な事由」(勤労等)に該当し、認定こども園等での保育を希望される場合
  • 利用先認定こども園

※ 制度の詳細についてはこちらをご覧ください。

※ 利用の詳細に当たっては各施設にお問い合わせください

地域の幼児教育・子育てセンターとして

幼稚園・認定こども園は,家庭や地域とともに子育ての中心的な役割を果たしています。

 多くの園では、入園前の子どもとその保護者に園庭、保育室を開放しています。

 そこでは、子どもがおもちゃで遊んだり、紙芝居を見たり、親子でリズム遊びをしたりして、子どもたちには安心して遊べる場、保護者同士には交流の場となっています。

 幼稚園・認定こども園での教育課程はお昼過ぎぐらいに終了しますが、保護者のニーズに応えた、教育課程時間外の保育も適切な教育的配慮の下、家庭的な雰囲気を大切にして、子どもが疲れないように心を配った保育が行われています。